ふるさと納税

アフィリエイターはワンストップ特例制度を利用できないって本当?

目安時間 8分

今年から副業アドセンスの所得が20万円を超えそうで確定申告が必要かも?と思っているEくんからこんな質問を受けました。

Eくんは、サラリーマンとして働きつつ、副業でアドセンスを始めたそうです。

アドセンスを始める前から、ふるさと納税にはまっていて、毎年、色んなものに寄付して、返礼品をもらっています。
確定申告が面倒だったので、今までは、ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税をやっていました。
2019年の途中からアドセンスをやり始めたのですが、想定していたよりもアドセンスで稼げてしまって、確定申告が必要になりそうな状況です。
2019年の4月と6月にふるさと納税をして、ワンストップ特例制度の申請はすでに済ませてしまっています。
確定申告が必要となった場合、ワンストップ特例制度申請済みのふるさと納税について、特になにもやらなくて大丈夫でしょうか。
なにか作業が必要としたら、どんなことをしなくてはいけないのでしょうか。

Eくんの質問のポイントは、

・ワンストップ特例制度の申請が完了した後に確定申告が必要となるとわかった場合には特別な手続きは不要?(特になにもせずに、ふるさと納税による税金の控除は受けられるのだろうか?)
・ワンストップ特例制度の申請後に確定申告が必要になるとわかった場合に、何か作業が必要としたら、どんな作業が必要なんだろうか?

という点です。

ふるさと納税のワンストップ特例制度申請後に、確定申告が必要になるということが判明した場合の対応の有無について、Eくんを例にもとに、対応が必要なのか?対応が必要だとするとどんな対応が必要なのかをまとめてみたいと思います。

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アフィリエイトで稼いで確定申告が必要になった場合でも、申請済みのワンストップ特例はそのまま適用できる?

ワンストップ特例の申請がすでに完了していたとしても、確定申告をしてしまったら、ワンストップ特例の申請は無効になります。

ふるさと納税は、寄付した地方自治体からお礼の品(返礼品をもらえる)とともに、最大:『寄付した金額-2,000円』分だけ、所得税と住民税の負担が減る(税金を得する)というメリットがある制度ですよね。

このうち、『税金を得する=税金の支払いが少なくなる』というメリットを受けるためには、

①確定申告書を作成する
②ワンストップ特例の申請をする

のどちらかをやらなくてはなりません。

そもそも、ふるさと納税という制度がスタートした時には、「①確定申告書を作成する」という方法でしかふるさと納税のメリットを受けることができませんでした。

税理士の私でも確定申告書を作るのは面倒なので、必要なければ、確定申告書を作りたくありません。

私でもそう思うのですから、税金の知識がない人は、いくらメリットがあるとしても確定申告書を作りたいとは思わないのです。

そのため、『ふるさと納税で税金的なメリットが受ける』というのは、かなりハードルの高いものでした。

その面倒くさいという問題点を解消すべく登場したのが、「ワンストップ特例制度」というものです。

この制度を使えば、申請書を寄付した自治体に出せば、確定申告書を作成しなくても、ふるさと納税のメリットを受けることができるというものです。

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ワンストップ特例は、確定申告ができない(したくない)ということを補完するための制度なので、逆に考えると、確定申告できる場合には、ワンストップ特例の申請をすることはできないという関係にあるんです。

これは、ワンストップ特例の申請をすでに完了した後に、確定申告が必要となることが判明した場合も同じなのです。

ワンストップ特例の申請後に確定申告が必要となった場合、どんな作業が必要?

ワンストップ特例の申請後であったとしても確定申告が必要だとわかった場合には、ふるさと納税について、確定申告しないとそのメリットが受けられないということになります。

確定申告の際に、ふるさと納税について、まったく申告しない(寄附金控除として申告しない)場合には、ふるさと納税を1円も税金は少なくならないんです。

『確定申告をする=ワンストップ特例の申請は無効となる』ということです。

では、ふるさと納税をメリットを受けるために、どうすればよいか!

それは、アフィリエイトの確定申告と一緒に、ふるさと納税も申告すればよいということです。

Eさんのアフィリエイトの所得が20万円超となった場合には、確定申告が必要となります。

サラリーマンの給料などを給与所得として、アフィリエイトの報酬を雑所得として確定申告することになりますが、その時に、ふるさと納税を「所得控除-寄付金控除」として申告します。

この時に、必要となる書類が、ふるさと納税をした自治体からもらっている

『寄附金受領証明書』

です。

『寄附金受領証明書』=『ふるさと納税をした証明書』

ですから、これを、確定申告書に添付して、申請する必要があるんです。

もし、お手元にない場合には、寄付をした自治体に問い合わせをしてみてください。

なお、確定申告書の作成ですが、ハードルが高そうなイメージですが、こちらを参考にしていただくと意外と簡単に作れると思います。

(国税庁のetaxサイトを使うと確定申告書は簡単に作れる!)
アフィリエイト確定申告書をネットで簡単に作る方法はこちら!

まとめ

もともと、確定申告書を作らなくてはいけないような稼ぎのあるアフィリエイターはもちろんのこと、Eくんのように、1年間の活動の結果として、確定申告書を作る必要がある人は、ふるさと納税のワンストップ特例は適用できません。

確定申告した時に、すでに申請済みのワンストップ特例があったとしても、その効果は無効となってしまいます。

ふるさと納税のメリットを受けるためには、確定申告にて寄附金控除の申請が必要。そして、確定申告にあたっては、ワンストップ特例では必要のない「寄附金受領証明書」が必要となりますので、ふるさと納税をした自治体から「寄附金受領証明書」が届いたら、大切に保管しておいてくださいね。

もし、こちらで取り上げた例以外でも、ネットビジネスをやっていて、税金や経理処理などで疑問に思うことがありましたら、 お気軽にご質問ください。

ご質問ございましたら、こちらのページの下にある『コメントフォーム』にご質問頂くか、もしくは、『質問箱』を用意しておりますので、そちらにコメント頂けますとありがたいです。

ちなみに質問箱は!!!⇒こちら

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普通に顔出ししてもよかったのですが、税理士資格を持ちつつ、サラリーマンもしているので、、、何かと面倒じゃないですか、、、それなので、このブログでは「けんけん先生」として活動しています。

私は、普段、経理マンとしてお仕事しつつ、こんな感じでネットビジネスもやっています。

税理士さんが税金を解説するための税金関連サイトは星の数ほど作られています。

そんな税理士さんたちが作っているサイトですが、ネットの世界で情報を発信しているにもかかわらず、ネットビジネス専門の税金関連サイトって、ほとんどないです。

ですが、私は、このサイトを通じて、ネットビジネス専門の税金関連情報を発信しています。

なんで私がそんなサイトが必要だと思って、このサイトを立ち上げたのか?を書くと長くなってしまうので、こちらにまとめてました。

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