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アフィリエイトの経費として作業スペースの家賃は含まれるの?含まれないの?

目安時間 10分

アフィリエイトで稼いだ所得が、一定額以上になった場合には確定申告をして、所得税っていう税金を払う必要があります。

この時によく間違えて理解されているのが、アフィリエイトの「収入」がいくらになったら、税金がかかるのだろうと理解されてしまっていることです。

所得税は、所得に税率を掛けて、税金が計算されています。

収入と所得を同じような意味で使うこともありますが、税金計算の世界では、次の式のような関係なんです。

収入ー必要経費=所得

極端なことを言えば、アフィリエイト報酬が100万円、必要経費が100万円だったら、所得は0円となって、所得税はかからないです。

税金を少なくするためには、収入が小さくなるか、必要経費が大きくなるかのどちらかです。

アフィリエイトをやっていて、「できる限り稼ぎたくないんだよね~」っていう考えなんてもつはずがないですよね。

みんな稼ぎたくてアフィリエイトをやっている訳ですからね。

ですから、できる限り、経費にできないものはないかと探し始めるんです。

サーバー代とかドメイン代とは、アフィリエイトやっていく上で必要となるコストなので、これを必要経費にはしますが、、、これ以外でも、必要経費となるものはないかとみんな考える訳です。

考えた結果、ひらめくものとして代表的なものの一つに、

『家賃』

って、あると思うんです。

この『家賃』なんですが、

①支払う相手によって経費にならない場合がある?
②アフィリエイト以外の目的にもお部屋を使用している場合には経費にならない?

っていったような感じで、家賃として支払った額の全額もしくは一部が必要経費として認められるかどうかを検討しなくてはいけない場面があるんです。

そんな家賃と必要経費の関係を整理し、必要経費になるのか・必要経費にならないのかをまとめてみたいと思います。

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アフィリエイト作業の部屋の家賃は支払う相手によっては必要経費にならない?

アフィリエイト専用で使用している作業部屋の家賃について、その家賃の支払い相手が誰かによって、必要経費になる場合とならない場合があるんです。

では、次の例の場合には、必要経費となるかを整理してみたいと思います。

個人でアフィリエイトで稼いでいるAさんは、アフィリエイトをやるための専用の作業スペースを借りて、同居している親から借りて、家賃を毎月5万円支払っていました。
この家賃を支払って借りている部屋については、アフィリエイト作業以外は使用していません。
この家賃の支払いは、Aさんの必要経費になりますか?

Aさんが支払っている家賃について、ポイントを整理してみますね。

・家賃は、アフィリエイト作業用のスペースの使用料として払っている
・アフィリエイト作業のスペースは、アフィリエイト作業以外では使用していない
・家賃は、同居している親に払っている

がAさんが払っている家賃の特徴です。

そもそも、必要経費って、収入を得るために必要となったコストなので、Aさんがアフィリエイト収入を得るためには、そのための記事作成や編集などの作業が必要となり、作業スペースは収入を得るためには必要と言えます。

そのため、Aさんが支払った作業スペースの使用料としての家賃は必要経費としての要件を満たしているともいえるんです。

ですが、Aさんと同居している親は、いわば、同じ家の中で生活している関係で、家全体をひとつのお財布として考えた場合には、Aさんのお財布と親のお財布は、一つのお財布のなかの別々のスペースにしかすぎない。言い換えると、同じお財布の中で、お金を保管してある場所を変えているに過ぎないと考えることができるんです。

所得税法では、まさに、このような考え方をもっていまして、

『同居している家族に対して支払った経費については、経費として認められない』

って決めているんです(だって、同じお財布の中をお金が移動しただけだから、、、)。

ですので、Aさんのように、家賃として親に支払った金額については、必要経費としては認められないっていうことになります。

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ただ、Aさんが住んでいる家ですが、Aの親の持ち家である場合には、Aさんの親は、固定資産税っていう税金を負担していると思います。

AさんがAさんの親に支払った家賃については、必要経費とはできませんが、家を維持していく上で必要なコストを一部Aさんが実質的に負担しているのであれば、その部分については、必要経費とできます。

例えば、Aさんの親が持っている家の面接が1000だったとしましょう。そのうち、Aさんがアフィリエイト作業用として使用しているスペースは100でした。そして、Aさんの親は年間固定資産税として、200,000円支払っています。

この場合、Aさんの必要経費として区分できるのは、

200,000円(固定資産税)÷1000×100=20,000円

となります。

200,000円は家の財布からは外に出ていっているお金&その支出額のうち1/10(=100÷1000)は、アフィリエイト作業用として専用に使用しているスペースなんだから、200,000円の固定資産税のうち、20,000円は必要経費にしてもよいよね。

っていうことになるんです。

アフィリエイト作業部屋をアフィリエイト以外の目的でも使用している場合の家賃は必要経費にならない

所得税法では、収入を得るために必要なコストについては必要経費にできるとされていますが、家事費(生活に必要なコスト)については、必要経費にできないって決まっています。

では、収入を得るために使いつつ、その一方で、生活に必要なコストとして負担している場合ではどうでしょうか。

例えば、

Bさんは、自宅兼アフィリエイト作業部屋として、(家族ではない)Cさんからお部屋を借りています。
Bさんがアフィリエイト作業部屋として使用しているスペースは、BさんがCさんから借りている部屋全体の面積の1/5です。
BさんはCさんに年間60万円の家賃を払っているとします。

Bさんのように、家賃の一部は家事費(生活に必要なコスト)、一部は収入を得るために必要なコストの場合、収入を得るために必要なコスト部分を合理的に見積もって、その合理的に見積もった部分のみ必要経費とすることができます。

BさんがCさんに支払っている家賃は60万円ですが、その全てが必要経費となる訳ではないっていうことです。

Bさんがアフィリエイトの作業部屋として使用しているスペースは、部屋全体の面積の1/5ですよね。

ですので、必要経費として合理的に見積もった金額は、

60万円×1/5=12万円

とすれば、問題ないってことになります。

『合理的に見積もる』っていうのは、主観的な気持ちではなく、客観的に説明できる根拠で計算するっていうことを意味しています。

言い換えると、「このぐらい経費にしたいな~っていう気持ちの問題ではなく、経費にした金額って他人から見ても納得いく計算で求められているよね~っていう金額になっていますよね」っていうことを意味しています。

まとめ

アフィリエイト専用の作業スペースを借りている場合であったとしても、その家賃を同居している家族支払うような場合には、その家賃は必要経費としては認められませんので注意が必要です。

例えば、親と一緒に同居していて、その一室を作業部屋として借りて、親にその部屋の家賃を払っているような場合は、これに該当するっていうことです。

では、同居している家族以外から借りている場合はどうかというと、借りているスペースの全てがアフィリエイトの作業スペースであれば、家賃の全ては必要経費となります。しかし、普通の生活用スペースとして使用している分とアフィリエイト作業スペースが借りている家の中で混在している場合には、借りているスペースの合理的に見積もって家賃を必要経費とそれ以外に按分する必要があります。

もし、こちらで取り上げた例以外でも、ネットビジネスをやっていて、税金や経理処理などで疑問に思うことがありましたら、 お気軽にご質問ください。

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管理人のけんけん先生です。

普通に顔出ししてもよかったのですが、税理士資格を持ちつつ、サラリーマンもしているので、、、何かと面倒じゃないですか、、、それなので、このブログでは「けんけん先生」として活動しています。

私は、普段、経理マンとしてお仕事しつつ、こんな感じでネットビジネスもやっています。

税理士さんが税金を解説するための税金関連サイトは星の数ほど作られています。

そんな税理士さんたちが作っているサイトですが、ネットの世界で情報を発信しているにもかかわらず、ネットビジネス専門の税金関連サイトって、ほとんどないです。

ですが、私は、このサイトを通じて、ネットビジネス専門の税金関連情報を発信しています。

なんで私がそんなサイトが必要だと思って、このサイトを立ち上げたのか?を書くと長くなってしまうので、こちらにまとめてました。

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