YouTube

二人でYouTubeをやっている時の確定申告ってどうするの?

目安時間 8分

例えば、

AさんとBさんは二人で動画制作をしていて、YouTubeでそれなりに稼げるようになってきた。
今年は、収入は年間100万円ぐらいになりそう。
撮影用に使っている機材はほとんどないので、経費にできそうなものもあまりない。
Googleに口座登録しているのはAさんなので、Aさんの口座に入金されたものを半分Bさんの口座に振り込んでいる。
Aは50万円、Bも50万円っていった感じで、収入を半分ずつで分けています。

このAさんとBさんは、誰が確定申告する必要があるんでしょうか?
利益を半分ずつ分けているんだから、二人で確定申告した方がよいのでしょうか?

グループでYouTubeで稼いでいる場合の確定申告をまとめてみたいと思います。

YouTubeの収入が入金される人だけ確定申告すればいい?

AさんとBさんで会社を作って、その会社をGoogleに登録する。

そして、法人にYouTubeなどのアドセンス収入が入金されているのであれば、給料という形でAさんとBさんにはその収入が配分されるので、AさんとBさんがこのYouTubeからの収入しかないとすると二人とも確定申告する必要性はないと思います。

ですが、Aさんが個人的に、Googleと契約をして、口座を登録して、YouTubeをスタートさせました。

そのYouTubeは、Bさんも協力して、動画を作っていますっていった場合、Googleさんにお願いして、

『Bさんも動画を一緒に作っているので、報酬を半分にして、AさんとBさんの口座に入金してください』

って言っても、Googleさんがそんな対応してくれませんよね。

普通に、Aさんの口座に、報酬額の全額が振り込まれるはずです。

ただ、Aさんは、ちゃんとBさんと約束して、Bさんに半分を渡している。

結果として、Aさんの収入は50万円。Bさんの収入も50万円ってなっています。

こんなケースでも、Aさんだけ確定申告すればよいのでしょうか?

実は、AさんがBさんにどうやって報酬を渡すかによって、Aさんだけが確定申告すればよい場合もありますし、AさんもBさんも二人とも確定申告しなくちゃいけないケースもあります。

YouTubeの収入が入金されるAさんだけが確定申告すればいい場合ってどんな時?

YouTubeの収入が入金されるAさんだけが確定申告すればいい場合って、

AさんがYouTubeビジネスの事業主になって、その従業員としてBさんに給料を支払う場合です。

アルバイトや会社員として勤めているとわかると思うんですが、基本的に、給料をもらっている従業員は確定申告はしていません。

給料が2000万円を超えているとか、副業しているとかっていう場合は別ですよ。。。

ですので、Bさんに給料っていった感じで、YouTubeの報酬を配分すれば、Bさんは確定申告は不要です。

その一方で、Aさんは個人事業主として確定申告は必要です。

ただ、この方法は、Bさんとしては楽だとは思いますが、Aさんとしては結構面倒な作業が必要になるのでやめておいた方がよいと思います。

給料として支払う場合には、源泉徴収っていって、給料額から控除すべき税金の額っていうのを計算して、本人代わって、AさんがBさんの給料控除した所得税を税務署に納付しなくてはいけない作業がでてきます。

それ以外にも、労働保険や社会保険っていった手続き、税務署には「給与支払事務所等の開設届」を出したりと、、、Bさんは楽かもしれませんが、AさんとBさんの作業負担を考えると、二人とも同じ報酬っていうのは納得いかない感じになります。

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あと、Bさんを従業員とすると、主従関係っていうのがどうしても生まれてきてしまうので、対等な立場でYouTubeをやるのであれば、あまり好ましくないです。

ですので、Aさんを事業主、Bさんを従業員とするのはあまりおすすめできないです。

YouTubeの収入をそれぞれ確定申告するためにはどんなことをすればいい?

GoogleさんはAさんとBさんの報酬を別々に振り込んでくれない。
Aさんを事業主、Bさんを従業員とするのは面倒くさいことを多いのでやめておいた方がよい。

じゃあ、どうやるのがAさんとBさんにとってよいのではないかって方法としては、

AさんもBさんも個人事業主として、開業するっていうことです。

『でも、、、個人事業主として開業したとしてもGoogleさんは報酬を分けて入金してくれないんでしょ?そんなのでうまくできるの?』

って思うかもしれません。

しかし、AさんもBさんも個人事業主として開業すれば、この問題は解決されるんです。

それはですね、AさんがBさんに報酬を分配するにあたって、BさんがAさんに対して、業務委託報酬っていった形で『請求書』を発行すればいいんです。

確定申告書って、収入を記載する箇所もありますが、所得と税金を計算する書類なんです。

なにを言いたいかといいますと、

AさんがGoogleから入金される報酬は収入なんです。そして、Bさんからもらった請求書に従って払うものは必要経費なんです。

所得=収入-必要経費

って計算されますので、Bさんからちゃんと請求書をもらって、Bさんに支払いをすれば、その支払いは必要経費として認められるってことなんです。

Aさんは、Googleさんから報酬を100万円もらいました。
Aさんは、Bさんから業務委託費として50万円の請求書をもらいました。

この時のAさんの所得は、

所得=収入-必要経費=100万円-50万円=50万円

って計算されます。

一方で、Bさんはどうでしょうか。

Aさんに業務委託費として、50万円の請求を出して、それに対して、50万円入金されています。

そのため、Bさんの所得は、

所得=収入-必要経費=50万円-0円=50万円

っていった感じに、所得は50万円っていう風に計算されます。

この50万円っていう所得をベースに税金は計算することになりますので、各々が確定申告書を作成しなくてはいけないっていう面倒はあります。

まとめ

二人でYouTubeをやるとき、どちらかのみが確定申告するって方法はもちろんありますが、やり方次第では二人とも確定申告するって方法もあります。

状況によって、どちらを選択した方がよいかっていうのは、ケースバイケースではあります。

上記の例が、自分の選択のご参考になればと思っています。

もし、こちらで取り上げた例以外でも、ネットビジネスをやっていて、税金や経理処理などで疑問に思うことがありましたら、 お気軽にご質問ください。

ご質問ございましたら、こちらのページの下にある『コメントフォーム』にご質問頂くか、もしくは、『質問箱』を用意しておりますので、そちらにコメント頂けますとありがたいです。

ちなみに質問箱は!!!⇒こちら

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普通に顔出ししてもよかったのですが、税理士資格を持ちつつ、サラリーマンもしているので、、、何かと面倒じゃないですか、、、それなので、このブログでは「けんけん先生」として活動しています。

私は、普段、経理マンとしてお仕事しつつ、こんな感じでネットビジネスもやっています。

税理士さんが税金を解説するための税金関連サイトは星の数ほど作られています。

そんな税理士さんたちが作っているサイトですが、ネットの世界で情報を発信しているにもかかわらず、ネットビジネス専門の税金関連サイトって、ほとんどないです。

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なんで私がそんなサイトが必要だと思って、このサイトを立ち上げたのか?を書くと長くなってしまうので、こちらにまとめてました。

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