ハンドメイト作品ネット販売

副業のハンドメイド販売の利益がいくらを超えたら申告必要?副業は会社にばれる?

目安時間 9分

minne(ミンネ)、メルカリ、BASEなどで自分が作ったハンドメイド作品を出品して販売できる機会って多くなっていますよね。

働き方改革などで、残業減ってしまい、ちょっと減ってしまった家計の足しに、副業でハンドメイド作品をネットで販売されているケースもあるじゃないでしょうか。

ちょっと稼げてくると心配なのが、どこまで稼げるようになったら、確定申告が必要なのか?

税金払うのは仕方ないけど、会社に副業がばれるのはちょっと、、、

っていった感じで、確定申告しなくちゃいけない規模の所得になっているのに、会社に副業がばれたくないがために、申告せずに、後々ばれて追加で税金を多額に納付するケースもあったりします。

 

そんな本業としては給料をもらいつつ、副業でハンドメイド作品をネット販売している方がどの程度稼げるようになったら、確定申告が必要なのか?確定申告しても会社にばれない方法があるのかをまとめてみたいと思います。

副業でハンドメイド作品の販売よる利益がいくらになったら確定申告必要?

あんまり意識していないと思うのですが、給料をもらっている場合、その給料に対して、毎月、会社が源泉徴収(毎月納める税金の概算額を計算)っていうのをしていて、会社はあなたにかわって所得税を毎月、税務署の支払っています。

そして、10月~11月ぐらいから、会社から、年末調整っていうのをするので、『生命保険料の控除証明』を出してください!っていったような通知を受けて、12月の給料の時に調整された税金が還付されたり、追加でとられたりします(ほとんどの方は12月の給料の時に、ちょっと税金が戻ってきているケースの方が多いと思います)。

本来、自分で事業をやっているような場合って、自分で、所得(1年間の利益)を計算し、所得税を計算して、1年間の税金を算出するんです。

でも、給料をもらっている方は、会社が個人の代わりに年末調整っていう作業を行って、1年間の給料(賞与を含む)を計算して、それに基づいて、ちゃんとした年間税額を計算して、税務署に連絡してくれているんです。

そういう意味では、年末調整って、本人に代わって、会社が確定申告をしてくれているようなもんなんです。

でも、会社から給料をもらっている方であったとしても、次のような場合には、確定申告が必要となるって税法で決まっています。

 

(1) 給与の収入金額が2,000万円を超える

(2) 給与を1か所から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)の合計額が20万円を超える

(3) 給与を2か所以上から受けていて、かつ、その給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)との合計額が20万円を超える

(4) 同族会社の役員やその親族などで、その同族会社からの給与のほかに、貸付金の利子、店舗・工場などの賃貸料、機械・器具の使用料などの支払を受けた

(5) 給与について、災害減免法により所得税等の源泉徴収税額の徴収猶予や還付を受けた

(6) 在日の外国公館に勤務する方や家事使用人の方などで、給与の支払を受ける際に所得税等を源泉徴収されないこととなっている

国税庁HP

ここで、注目すべきは、(2)です。

 

(2)を簡単に説明しますと、「どこかから給料もらい、そして、給料以外の所得が20万円を超えた場合」って書かれています。

 

つまり、給料をもらっている人が、副業での所得が20万円を超えたら確定申告が必要ってことなんです。

ちなみに、「所得=収入」ではなく、ハンドメイド作品を作るための材料費や作品を撮影するために購入したカメラ代、編集用の機器などは必要経費として、収入から差し引いて所得を計算することになっています。また、所得は1月1日~12月31日までの収入と必要経費をもとに計算されます。

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例えば、ハンドメイド作品が1年トータルで30万円で販売できました。その作品を作るための材料代が5万円、撮影するためのカメラ代が7万円だったとしましょう。

そうすると、

所得=作品販売収入(30万円)-材料費(5万円)-カメラ代(7万円)=18万円

ということになります。

そのため、このケースでは確定申告が不要っていうことになります。

ですが、ハンドメイド作品が1年トータルで25万円で販売できました。その作品を作るための材料は拾ってきたものなどで作成したため、消耗品の1万円だけで、撮影は自分のスマホで撮ったために0円といったような場合には、

所得=作品販売収入(25万円)-材料費(1万円)=24万円

ということになります。

そのため、このケースでは確定申告が必要っていうことになります。

副業のハンドメイド作品の販売収入を確定申告したら会社にばれる?ばれない方法ってある?

副業をやるにあたって、一番のネックになるのが、会社が副業禁止で、会社に副業がばれてしまうことですよね。

なんで、自分が言っていないのに会社に副業していることがばれてしまうのでしょうか。

例えば、他でアルバイトしていたような場合には、税法上は、そのアルバイト収入も、会社からもらっている『給与所得』っていうのに区分されてしまいます。

所得税っていうのは、それぞれに会社(本業の会社と副業の会社)から控除されるんですが、住民税は、原則として、主たる給与を支払っている会社から控除されるっていう風になっているんです。

そのため、住民税の額が同じような給料をもらっている方よりも多いとばれる可能性が高くなってしまうんです。

では、ハンドメイド作品の販売収入を確定申告してしまった場合には、同じように、住民税が計算されてしまいばれてしまうのでしょうか。

実は、これはばれない方法があります。

確定申告書には、所得金額と所得税額を計算する第1表と住民税に関する事項などを記載する第2表とがあります。

その第2表に、

 

 

こんな感じに、

 

『給与・公的年金等に係る所得以外の所得にかかる住民税の徴収方法の選択』

 

っていう欄がありまして、

 

「自分で納付」

 

っていう項目の左側に○をして出すと、

『給与・公的年金等に係る所得以外の所得にかかる住民税』

については、住民税が給料とまとめて徴収されずに、別に納付書が送られてきたものを納付すれば良いということになるんです。

ハンドメイド作品の販売を副業として行った場合には、この活動によってもらえる所得は、給与所得ではなく、『雑所得』っていうものに区分されるんです。

そのため、アルバイトで収入がある場合と違って、住民税が別に計算・納付することができるため、会社は副業をやっているっていうのがばれにくくなるんです。

まとめ

副業としてハンドメイド作品を販売した場合、一定額を超えると確定申告が必要になります。

また、会社に副業がばれたくないのであれば、確定申告をしないっていうことではなく、確定申告する際にあることに気を付ければ大丈夫です。

ご紹介した注意点に気を付けて、ぜひ、確定申告をしてみてください。

もし、こちらで取り上げた例以外でも、ネットビジネスをやっていて、税金や経理処理などで疑問に思うことがありましたら、 お気軽にご質問ください。

ご質問ございましたら、こちらのページの下にある『コメントフォーム』にご質問頂くか、もしくは、『質問箱』を用意しておりますので、そちらにコメント頂けますとありがたいです。

ちなみに質問箱は!!!⇒こちら

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普通に顔出ししてもよかったのですが、税理士資格を持ちつつ、サラリーマンもしているので、、、何かと面倒じゃないですか、、、それなので、このブログでは「けんけん先生」として活動しています。

私は、普段、経理マンとしてお仕事しつつ、こんな感じでネットビジネスもやっています。

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