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大学生Youtuberは確定申告が必要?健康保険料も払わなくちゃいけないかも?

目安時間 9分

YouTubeに広告をつけて収入をもらうような(YouTuberとして活躍しているような)方のなかにも、未成年だったり、大学生だったりと、まだ、親に学費を出してもらって生活しているような方って結構いるんじゃないでしょうか。

親から扶養を受けている間には、YouTuberの収入がいくらになっても税金は支払わなくていいんでしょうか?

バイトしたことがある方ですと、あんまり気にしたことないかもしれないですが、1ヶ月間に集中的にバイトすると、バイト代から「所得税」っていう税金を差し引かれて支払われるっていうことを経験したことがないでしょうか。

同じように、大学生YouTuberであったとしても、それなりに収入があると税金を払わなくちゃいけない場面も出てきますし、確定申告しなくちゃいけなくなるときもあります。

さらにいうと、収入が増えてくると、親からもらっている「保険証」も自分で保険料を払って、役所からもらってこなくてはいけなくなることも、、、

YouTuberとしてどんな感じまで稼げらたら確定申告が必要とか、保険料も支払わなくちゃいけなくなるかとまとめてみたいと思います。

大学生YouTuberはいくらまで稼いだら確定申告って必要なの?

大学生がバイトをした場合、そのバイト代が税金を引く前の金額で、年間130万円を超えたら所得税を払わなくちゃいけないってことになります。

逆にいうと、年間のバイト代が130万円以下の場合には、税金が取れないっていう風になっているんです。

でも、これって、バイトと同じように、YouTuberとして、年間収入が130万円以下だったらまったく税金がかからないんでしょうか。

答えは、

 

かかる場合もあるし、かからない場合もある

 

です。

なんでこんな回答かというと、簡単にいうと、バイト代としての収入とYouTuberとして収入については、税金のかかり方が違うからなんです。

バイト代については、税金の用語でいうと、『給与所得』っていうのに区分されて、この『給与所得』っていうのに区分された場合には、決められた計算式で計算された経費(これを「給与所得控除」っていいます。)をバイト代の収入から差し引いて、さらに、税法で決められた一定額の経費(これを「各種控除」といいます。)をその差し引いたものに税率を掛けて税金を計算するっていったようなイメージで税金の額が決まるんです。

 

【バイト代の税金計算イメージ】
バイト代の税金=(バイト代の収入-給与所得控除-各種控除)×税率

 

ですが、YouTuberとしての収入については、このバイト代の収入のように「給与所得控除」っていうものが認められていません。その代わり、YouTuberとしての「収入を得るために必要となる経費(これを「必要経費」っていいます。)」を収入から差し引いたものに、さらに、税法で決められた一定額の経費(これを「各種控除」といいます。)をその差し引いたものに税率を掛けて税金を計算するっていったようなイメージで税金の額が決まるんです。

 

【YouTuberとしての税金計算イメージ】
YouTuberとしての税金=(YouTuberとしての収入-必要経費-各種控除)×税率

 

必要経費としては、YouTubeに配信するように購入した専用の撮影機材とか撮影用の素材代、ネット代、電話代、打合せ交際費などが該当します。

そのため、必要経費が大きい場合には、YouTuberとして収入があったとしても税金はかからないことになります。

ちなみに、年間のバイト代が130万円の大学生は、給与所得控除(65万円)と各種控除(65万円)が認められるため、税金は0となるんです。

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ところが、同じようにYouTuberとしての収入が130万円の大学生が、必要経費として30万円だけしか支出がなかった場合には、各種控除も38万円となってしまうため、税金は0とはならないんです。

ですが、YouTuberとしての収入が200万円の大学生の必要経費が135万円の場合には、各種控除も65万円となり、税金は0となるんです。

感がいい人だとわかったと思いますが、YouTuberとしての収入がいくらかっていう訳ではなく、(YouTuberとしての収入-必要経費)が65万円以下になった場合には税金がかからなくなります。

なお、確定申告が必要かどうかと税金がかかるかどうかっていうは別もので、

 

○バイトをしている大学生がYouTuberとしての収入がある場合
・(YouTuberとしての収入-必要経費)>20万円⇒確定申告必要
・(YouTuberとしての収入-必要経費)≦20万円⇒確定申告不要

 

○YouTuberとしての専業でやっている場合
・基本的には、(YouTuberとしての収入-必要経費)>1円⇒確定申告必要

 

大学生YouTuberは稼ぎ過ぎてしまうと親から保険証がもえなくなる?

大学生YouTuberの親がサラリーマンの場合、親から保険証ってもらっていないでしょうか。

病院に行ったときに出す、あの「保険証」です。

あれって、『親の扶養』に入っているため、親の会社で加入している健康保険組合っていうところから発行されている「保険証」を親を通じてもらっているんです。

ですが、大学生であったとしても、収入が一定額以上となってしまうとこの保険証っていうのがもらえなくなってしまうんです。

さっきの税金(所得税)の話では(YouTuberとしての収入-必要経費)=所得がいくらになるかっていうのがポイントだったのですが、この『親の扶養』に入っていることによってもらえている「保険証」については、

いくらの収入があるか

っていうことが重要になってきます。

ですので、バイト代であったとしも、YouTuberとしての収入であったとしてもまったくおなじで、

 

『収入』

 

っていうワードがとっても重要となってきます。

イメージとしては、毎月、10万円の収入であれば大丈夫ですが、それを超えてくるとちょっとヤバイっていう感じなります。

具体的には、年間の収入が130万円以上となってしまった場合には、今まで普通にもらっていた「保険証」は取り上げられてしまい、年収130万円以上の大学生YouTuberの皆さんは、役所(市役所とか区役所とかです)に行って、国民健康保険っていうのに加入して、自分で毎月の保険料を支払わなくてはいけなくなるんです。

ちなみに、保険料は、所得をベースに計算されるのですが、所得がまったくなくとも年間5万円程度(2019年度の場合)はとられることになります。

まとめ

YouTuberの収入がある場合には、確定申告が必要な場合があります。

また、YouTuberの収入が多い場合には、大学生であったとしても、「保険証」を親からもらえずに、自分で役所に行って手続きをし、保険料を支払わなくていけなくなることもあります。

もし、こちらで取り上げた例以外でも、ネットビジネスをやっていて、税金や経理処理などで疑問に思うことがありましたら、 お気軽にご質問ください。

ご質問ございましたら、こちらのページの下にある『コメントフォーム』にご質問頂くか、もしくは、『質問箱』を用意しておりますので、そちらにコメント頂けますとありがたいです。

ちなみに質問箱は!!!⇒こちら

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管理人のけんけん先生です。

普通に顔出ししてもよかったのですが、税理士資格を持ちつつ、サラリーマンもしているので、、、何かと面倒じゃないですか、、、それなので、このブログでは「けんけん先生」として活動しています。

私は、普段、経理マンとしてお仕事しつつ、こんな感じでネットビジネスもやっています。

税理士さんが税金を解説するための税金関連サイトは星の数ほど作られています。

そんな税理士さんたちが作っているサイトですが、ネットの世界で情報を発信しているにもかかわらず、ネットビジネス専門の税金関連サイトって、ほとんどないです。

ですが、私は、このサイトを通じて、ネットビジネス専門の税金関連情報を発信しています。

なんで私がそんなサイトが必要だと思って、このサイトを立ち上げたのか?を書くと長くなってしまうので、こちらにまとめてました。

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